宮崎精鋼の特殊鋼二次加工
特殊鋼二次加工とは
特殊鋼二次加工とは特殊鋼をお客さまの要望にあった形状や機械的性質に加工することをいいます。
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特殊鋼一次加工(特殊鋼の製造)
特殊鋼とは、原料となる鉄鉱石や鉄スクラップに、クロム、ニッケル、マンガン、モリブデンなどの合金元素を加えた鋼のこと。その製造は、まず原料を溶かすことからスタート。次に、不要成分を取り除き、合金元素を加えます。そして鋳型に注ぎ込んで冷却し、固めて鋳片を製造。鋳片は巨大なローラーで圧力を加えられながら延ばされ、鋼片へと姿を変えます。鋼片は様々な寸法の棒鋼やコイルに加工され、厳しい検査を経て出荷。この後、二次加工メーカーへと引き継がれます。
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特殊鋼二次加工
一次加工メーカーで製造された特殊鋼は、宮崎精鋼などの二次加工メーカーへ。二次加工メーカーのお客様は、自社の製品をつくるにあたり、その設計に応じた特殊鋼素材を求めています。そこで、二次加工メーカーが特殊鋼に対して多彩な加工技術を駆使して、お客様の要望に合った形状や寸法や機械的性質を実現するのです。宮崎精鋼では、引抜、ピーリング(研削)、焼鈍、被膜、冷間鍛造などの加工技術を用いて、精密磨棒鋼、引抜鋼管、冷間圧造用鋼線、ファインスラグを製造しています。
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