数字で見る宮崎精鋼
会社概要
創業年数
87年
1938年創業
資本金
1億4,700万円
売上額
400億3,460万円
2024年度(2024/6~2025/5)
社員数
276名
2025.6.1現在
拠点数
国内3拠点
グループ会社数
国内6社
海外3社
取引社数
175社
従業員・働きやすさ
男女比
男性87%
女性13%
文系理系比率
文系53%
理系47%
出身校地域割合
職種別割合
事務職39%
技術職61%
平均年齢
43歳
年代別割合
平均勤続年数
19年
有給休暇 平均取得日数
12日
2024年度(2024/4~2025/3)
新卒3年以内離職率
20%
3年以内退職2人/入社10人中
新卒・中途採用比率
新卒24%
中途76%
年間休日
121日
2025年度(2025/4~2026/3)
平均残業時間
10時間
育休取得率
女性100%
2024年度(2024/6~2025/5)
通勤手段
社長が語る宮崎精鋼
高い技術と信頼で選ばれる特殊鋼の二次加工メーカー
宮崎精鋼は、自動車の「走る・曲がる・止まる」を支える重要保安部品の材料を製造する特殊鋼の二次加工メーカーです。ステアリング、駆動・ブレーキ部品などを製造する大手企業をはじめ、多くの取引先から選ばれており、主要自動車メーカーにも広く採用されています。1938年の創業以来、品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery)に加え、安全(Safety)を掲げた「QCDS」への取り組みが高く評価されています。
私たちの強みは、地道に積み重ねる力と、粘り強く物事に取り組む姿勢です。例えば、品質向上のために毎月テーマを設定し、過去のトラブル等に対するフォローアップパトロールを実施。泥臭くも実直な改善活動を継続しています。
また、年2回のトップパトロールでは、会長以下全役員が全工場を巡回し、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底を図っています。その結果、同業他社から「工場がきれい」と評価をいただくことも少なくありません。
このように、コツコツと取り組む実行力と、取引先との信頼関係を大切にする姿勢が「宮崎ブランド」を支えていると考えています。
業界の変革期を乗り越える進化と挑戦
現在、自動車業界はEV化・自動運転・カーボンニュートラル対応など、大きな変革期を迎えています。私たちも「100年に一度の変革期」を見据え、事業展開を進めています。
例えば、EVの普及に伴い需要が減少するエンジン部品に代わり、モーター駆動用部品(eAxle)の需要が増えることに着目し、体制を構築。
また、2021年からはマーケット戦略室を設置し、自動車はもちろんのこと、それ以外の分野にも視野を広げて市場調査を進めています。顧客や素材メーカー、商社とも連携し、自動車の機構変更後も販売数量の確保ができる見込みで動いています。
海外市場への対応としては、2016年にメキシコ拠点を構え、新たな自動車生産の拠点としての可能性を拡大。今後も未来を見据え、変化に強い会社づくりを進めてまいります。
安心して働ける「入ってよかった」と心から思える職場づくり
宮崎精鋼は、社員一人ひとりの成長と働きやすさを重視し、ハード・ソフトの両面から職場環境の改善に取り組んでいます。
例えば、工場では夏場の暑さ対策として空調服や遮熱塗料の導入。営業職はテレワークも活用し、効率的な働き方を推進しています。人事評価制度では、半期ごとの目標設定と上司との面談により、努力が正当に評価される仕組みを整備しました。
健康経営にも注力しており、婦人科検診や産業医セミナーも実施。社員食堂(本社)には栄養バランスに配慮した食事(無添加の冷凍食品)も用意し、社員からは好評を得ています。こうした取り組みも含め様々な施策を継続し、年々質を上げていけるよう取り組んでいます。
社長や経営陣との距離も近く、社員同士のコミュニケーションも取りやすいと言えるのではないでしょうか。会社を支えている社員の半数は30代以下で、若手スタッフが挑戦できる風土も特徴です。若いうちから幅広い業務に携わり、自ら提案・実行できる環境が整っています。
このような働きやすい職場づくりには、経営陣とスタッフをつなぐ要となる「管理職のマネジメント力強化」は、欠かせません。仕事で最も関わる上司がどのようなコミュニケーションをとるかで、職場の雰囲気やスタッフの業務に取り組む気持ちや姿勢に大きく影響します。そのため管理職研修を毎月開催することで、安心してみんなが楽しく前向きに働けるよう、部署を超えて意見交換をしながら研鑽しています。
ともに挑戦し、会社とともに成長できる仲間を歓迎します
どれだけ時代や環境が変わっても、最後に頼れるのは「人」です。宮崎精鋼では、チャレンジ精神をもって取り組む人を歓迎します。入社時に特別なスキルは必要ありません。仕事を通じた実践的な経験を通して、少しずつ成長していってほしいですし、そうした環境を整えています。
未来をともに考え、挑み、支え合いながら、これからの宮崎精鋼をつくっていく仲間と出会えることを楽しみにしています。